鍵と防犯辞典

鍵が狙われる!泥棒の手口

あなたがイメージする泥棒はどのように家に入ってくるでしょうか。大抵は、ドアのガラスを割ったり、工具で鍵穴をいじるピッキングといったものをイメージされると思いますが、だいたいは鍵の閉め忘れを狙った犯行が多いです。鍵を工具で開けようものなら周囲に見られた際に一目で不審人物と思われ通報されてしまいます。またガラスを割る際にも音が出ますし、道具も必要です。そうなると一番手っ取り早くかつ素早く侵入できる手段となるのが、鍵が開いているところから侵入するということです。玄関の鍵の閉め忘れもありますが、特に窓・2階の窓は住人にとって鍵のことを忘れがちな場所です。その他、お風呂場やトイレの窓もしっかりと閉めてください。

鍵の閉め忘れの次に多い犯行手口は、ガラス破りです。ガラスは先ほど、音が出る・道具がいると説明しましたがリスクはあるものの慣れた物にとっては、割り方・最低限の音で済む方法を熟知しています。ガラス破りの手口は、こじ破りというものがあり音が出ず道具もドライバーで済みますので短時間で開けられます。次に打ち破りという方法は、ガラスに固いものを投げたり叩きつけることで割り、乱暴な手口ですが早々と犯行を行う際に使われます。次に焼き破りという方法があり、ガスバーナーでガラスを炙りその後水を使用して急激な温度変化を起こします。でガラスが割れる原理を利用した手口です。 鍵はすべてのドア・窓を忘れずに確認し、補助錠も取り付けてください。ガラスは防犯フィルス・防犯ガラスなどで対策してください。

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